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ABSOLUTELY COLORFUL

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priceless

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レインボーフラッグを振ってるコロリには、"若葉マーク"から"筋金入り"まで、経験も、持ってる知識も主義も様々なLGBT(レズビアン/ゲイ/バイセクシュアル/トランスジェンダー)がやって来ます。
個人のアイデンティティを段階で表現するのは嫌いなので、"若葉マーク"というのはあくまで冗談ですが、重いクローゼットの扉を開けたばかりの人や、開けようかどうか迷っている人。 そんなステージにいる人と話すときは、私は常に自分がそこにいた頃のことを念頭に置いて、彼らの話しを丸ごと聞くようにしています。

今日の昼下がりに来た女性も、自分の周りを覆っている、見過ごせる程には半透明だけど、やりすごして生きていくには窮屈すぎる"殻"を一枚破ろうとしているところだったそうです。

今日現在のところ、彼女にとっては私こそが唯一の"動く生身の"女性同性愛者です。
"生身の"レズビアンに出会えた喜びと、自分の核心とも言える部分を初めて人に打ち明けたときのその興奮と開放感は、彼女を生き生きとした笑顔にさせました。

こうしたステージにいるLGBTに、いつも私がおこがましくも言うことは、「お友だちをたくさん作るといいよ」ということです。自分には仲間がいるんだと思えるところから開ける世界は、温かくて明るい。それは私が経験から知った大切な大切なことのひとつです。

それから、ちょっとした勇気とタイミング。店に入ろうとした勇気やタイミング、てんちょーに声をかけようとした勇気やタイミング。それはちょっとしたことだけど、明日からの日々をガラっと変えてしまえるきっかけにもなる。そんな勇気やタイミングを、いざというとき掴んで踏み込めるように、いつもココロをニュートラルに保つこと。
そんな話しをしていました。

帰り際、降り続ける雨を前にしても、彼女は満面の笑顔です。
数日振りにカーテンを開けた朝のような、そんな清々しさも感じます。そして彼女は地元の広島弁で言いました。

「今日は記念日じゃ! プライスレスじゃ!」

私にとってもプライスレスな出会いです。
出会いにいつも感謝。
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by colori_caffe | 2010-06-13 23:48 | colori days

おしゃれなおじいちゃんと虹

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コロリの近所に、おしゃれなおじいちゃんが住んでいます。
歳はおそらく70代前半くらいで、現役時代はデザイナーをしていたおじいちゃんのある日のファッションは、ラルフローレンのグリーンのニットに濃いインディゴのジーンズ。ジーンズの裾を少しだけ折り返し、足元はくるぶしソックスに、履きこんだ革のデッキシューズでした。シンプルで過不足のない上品なアメリカンカジュアルです。

おじいちゃんは、いつもコロリと私のセンスを褒めちぎってくれます。店の黒板やらガラスやらに書いてる私のハンドライティングを「味がある」と何度も何度も褒めてくれます。そんな素敵なおじいちゃんです。

以前、コロリが千本に戻ってきた当初、旗じゃなくてレインボーシールを窓に貼っていました。小さなしるしだけど、わかる人にわかってほしいと密かに期待していたのです。

ある日、私が外で掃除をしていたとき、おじいちゃんが通りかかりました。そして、レインボーシールを指差し、「これはどういう意味なんですか?」と聞いてきたのです。
私はかねがね、おじいちゃんは頭が柔らかい人だと思っていたので、きちんと説明するつもりで、「これはですねぇ」と話し始めました。

すると、おじいちゃんは、
「いや、僕は知ってるんですわ。あなたも知ってて貼ってるのかと思って聞いてみたんです。そうか、あなたがボーイッシュなのはそうですか。日本人はこの意味をあんまり知らないですねえ。昔シドニーオリンピックで日本選手団がレインボーの旗を持って行進したときはビックリしたものです」
と言ってガハハと笑いました。
それから、「そいじゃ」と言うかように手を上げて出掛けていきました。

そしてまたある日、おじいちゃんがお友達のおじさんとコロリでお茶をしてくれていたときのことです。
おじさんが私に、
「(まったく嫌な気分にならない言い方で)あなたはボーイッシュやけど、女の子やな?」と聞いてきました。
私が「そうですよ(ニコニコ)」と答えると、おじいちゃんがおじさんに言いました。
「店の前にな、レインボーの旗が立ってまっしゃろ? あれがこの人のシンボルマークですわ」

おじさんはレインボーの意味を理解してなくて、数秒キョトンとした後に、
「そうか、あなたはボーイッシュが売りなんやな」と言ってにこやかに笑いました。

千本には虹の旗が揺れるカフェがあり、それをにこやかに見守ってくれる人がいます。

そんなおしゃれなおじいちゃんと虹の話でした。
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by colori_caffe | 2010-06-13 22:04 | colori days

Happy Pride!!

Thank you for so many reservations for THE L NIGHT vol.8! We closed acceptance for The L Night since it got full.
たくさんの予約、ありがとうございました。THE L NIGHT vol.8 は定員に達しましたので受付を終了いたします。
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6月は『PRIDE MONTH』といって、世界各地でLGBT(レズビアン/ゲイ/バイセクシュアル/トランスジェンダー)のパレードやイベントが行われます。

1969年6月28日未明、 ニューヨークのグリニッジビレッジにある「ストーンウォールイン」というゲイバーに 警察の踏み込み捜査が行われました。当時のアメリカでは同性愛は違法で、こうした踏み込み捜査が日常的に行われていました。 しかし、その日のゲイやレズビアンたちはいつもと違っていました。彼らは警察に対して蜂起したのです。暴徒と化したゲイやレズビアンたちの攻撃は容赦なく、その夜、2000人を超えると見られる同性愛者らが400人の警察官と戦いました。

これを、ストーンウォールの反乱(Stonewall riots)といいます。
抑圧されていた同性愛者が初めて声を上げた歴史的な事件であり、これを機に、同性愛者の権利運動が活発化していきました。エポックメイキングな出来事なのです。

そんなわけで、このストーンウォールの反乱をお祝いして、自らのセクシュアリティーや多様な性のあり方を誇り高く謳おうと、6月にプライドパレードを行うところが多いのです。

コローリカフェの店先には、ご存知、大きなレインボーフラッグが揚がっています。
これは、前の世代の同性愛者たちが、プライドを持って差別や偏見と戦ってきてくれた証でもあります。

と、いうわけで。

まあ、小難しいことをうだうだ書きましたが、 何が言いたいかというとですね、 「みんなでお祝いしようよ!」ってことです。

はい。

掛け声は、「ハッピープライド!」
日々をカラフルにしてくれる素敵な言葉です。

The L Night vol.8 は6月27日開催予定です。
詳細はこちら!(別窓で開きます)
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by colori_caffe | 2010-06-04 16:57 | colori days